ブタを追いかけて

裏の家ではミツバチを飼っていました。黒い網をかぶって作業をしてました。家の軒に蜂の巣があって、蜂の子を食べたりしました。ほんのりあまかったです。隣ではブタを飼っていて、小屋からブタに触れました。ピンクの地肌、薄く生えた毛、そっと触ってみると、以外にジャリとしたのでびっくりしました。鼻は大きく濡れていて弾力がありました。ある日そこのブタが3びき逃げました。木の戸があいて、ダアーと一目散に走ります。その速いこととても捕まえられません。「ブタが逃げたー、ブタが逃げたー」と大騒ぎ、大人たちが捕まえましたが、ブウー、ブヒー、ブキーとにぎやかに騒いでいましたっけ。子供は危ないといえに入れられましたが、今のように自動車が来ないのでぶっかることも無くてよかったです。
でも意外と綺麗好きで、小さな瞳で、人懐こく、かわいい、ずうっと逃げていたらいいのになんて思いました。その後いつの間にかいなくなってしまいました。