人間の可能性

例えば縄文時代に生まれた赤ん坊を現代につれてきて育てることを考えると、その赤ん坊は何も問題なく現代の社会に適応すると思います。このことは人間の可能性というのは無限大であることと同時に人間は育つ社会によって大きな枠をはめられるということだともいえるでしょう。しかしはめられた枠をはみ出さなければ新しい物は何も生まれてこないわけで、人間とは枠にはめられつつも常にその枠をはみ出す存在でなければならないのかもしれません。

現在の教育は人間を枠に入れようとはしますが、その枠をはみ出すような力を育てる必要もあるのではないかと考えております。どちらも自力で身につけるのは大変なものです。

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