今週のお題田舎の楽しみ

最近は都会では物産展があって色々な地域の物が食べられますね。

江戸時代でも、大阪は港の側にあったので舶来品の著名な収集家が現れたり、江戸では町人は日本各地から来た人の言葉を覚えようとしたと聞いています。

いまは流通も発達していてお取り寄せしてもそんなに高くないですよね。

メディアにのせられたかどうかは別として、この前、富山ブラックと言う黒いスープのラーメンを食べたのですが、実にパンチが効いていて美味かったです!
フォアグラなどを初めて食べた時もそうだったのですが、初めて食べたのに初めて食べた気がしない、と言う不思議な納得感がありました。
魚介類のダシに濃い味、たまりませんね^^

とは言ってもそれは、あくまでダイジェストだと思うのです。
本物は地方に足を運んで食べるのが一番だと思います。
交流と変化こそ楽しい。

イギリスの田舎でのサイダーを注文したら、大量生産品のメーカーの瓶詰めの物が出てきました・・。
うさん臭い香りと不自然なアルコール度の高さにがっくり。
何故アレが出てきたのか、現地でも作るのが面倒なのか、たまたまそういう観光客用に手抜きしている店に入ってしまったのかは不明ですが。
その時は、友人らと慌ただしく旅行していたので思うように行動できなかったのが残念でした。
あれだったら、神楽坂のそば粉クレープ屋のシードルの方が数倍マシでした。(高いです)

しかし、私は、真のジャンク、真につまらない物も楽しめる才能があるのです。
色々あるのですが、イギリスの田舎で(またか)もの凄い安く売っているクリスプ(ポテトチップス)があるのです。喜んで沢山買っていったら、なんと湿気っていました・・・・。

ちなみにそこの店の売り上げの何パーセントかは盲導犬協会に寄付されているんだとか・・・。
確信犯だなあいつら・・・。
兎に角、日本人との倫理観のギャップが楽しいと言えば、さらに意味不明になるでしょうか。

ギネスもよく飲んでいました。本場で飲むのは最高だ、などと、アホな自慢をしていましたが、実はイングランドよりもアイルランドが本場ですし、日本に輸出されているギネスはアイルランドと同じ品質なんだそうで・・・。

http://www.guinness.com/ja-jp/faqs.html

ちなみに、あの湿気ったクリスプも近くに工場があって、できたてのクリスプは新鮮で美味かったのです。ほんとです。

本物志向とジャンク志向を使い分ければ、食べ物で悩む事は一生無いと思います。