無縁社会と労働時間

NHKによりますと今、縁というものが年齢を問わず失われているとのことです。若者(?)としてこれは深刻な問題であると思っています。

感覚的には、日本の都市というものは、縁を持つ機会が仕事や子供というものを経由して得られるものに限られているような作りをしているようにみえるということです。仕事や子供というアンテナを得られない人間は、そこからの縁を得る事ができません。

一方で、人間は本来もっと多様なもので支えられて生きているはずです。子供と仕事以外に根っこを持っていないことがそもそも問題のようにも思えます。長時間労働などが少しでも減れば、仕事以外の時間に何かしようと思う人も増えて、その結果消費が伸びて経済効果もあがるのではないでしょうか。

昔は日本人は週に一日しか休日がありませんでした。それが二日に増えても経済はきちんと回っています。

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