80年代後半

ちょっとまだまとまっていないのですがメモ程度に。80年代後半はバブルの時代、自分はまだ中学生でした。なので当時のことは全然実感がないのですが、今考えるととても興味のある時代であることがわかります。なぜなら、バブルに突入する直前、80年代のはじめに現代思想ニュー・アカデミズムという流行として日本に紹介されたからです。それまで思想といえばマルクス主義実存主義であったものが構造主義ポスト構造主義といったものが語られるようになったのです。当時のことはよくわかりませんが筑紫哲也のインタビュー「若者たちの神々」として現代思想の紹介者として浅田彰が大衆の前に登場(1984)していることからも一般人にもインパクトの大きいものであったことがわかります。これは現在の視点からみるとバブル時代の到来の直前に消費時代を語る言語が日本に用意されたということになりそうです。もしそうだとすればなぜそれが構造主義ポスト構造主義でなければならなかったのでしょうか。(s)