美食じゃない国

先程テレビでやっていたのですが、最近の子供達は香料になれてしまっていて、不自然な香料の香りと繊細な自然の香りでは、香料の方を好んだり、特に不自然と思わない傾向があると言っていました。
確かに思い当たる節もあります。ストロベリー味などと言っても全くイチゴが入っていなかったりしますが、「まぁ、そう言う事にしておこうか」などと我々は思えますが、生命力に溢れた本物の香りに接することが少ない現代の子供達が取り違えてしまうのも無理の無いことだと思います。
フランスではパンやチーズなど日常的に食べる物が非常に美味しいので、あまり変な添加物を使っていないように思えました。
我々はお米に関しては相当うるさいですが、だいたいは味が濃いものや、変に添加物で味を調整した物を食べている気もします。
色々な食材を色々な味付けで食べたいと言う欲求が、シンプルで腹の底から美味い物を食べたいと言う欲求を上回っているように感じます。
日本のポップカルチャーを世界に売り出そうなどと言う人が最近増えているような気がしますが、それは日本文化のほんの皮層にすぎないと思っています。