謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとって良い年になりますように。

さて、Song of Russia では7月に江戸川橋に店舗をオープン致しましたが、おかげさまで用意していた粗品も全てご来店のお客様にお渡しすることができました。有り難うございました。
経済情勢は2008年に起きたリーマンショックから今年で3年と言うことになりました。全体ではまだまだ景気が回復したとはとても言えない状況ですが、個別で見ると繁盛している方も沢山いらっしゃいます。
為替の方は円高が長く続いており、輸出企業中心の日本経済にとっては負担がとても大きいものです。私ども輸入業を営んでいる者といたしましては、仕入に関しては円高のメリットがありますが、やはりそこは買って頂けるお客様あってのことです。一面に良いところばかりではないと言うのが実情でございます。
アンティーク(骨董品)と言うものは、100年以上の歳月を越えて残っているだけでなく、ますますその輝きを増して行きます。長い時間の中には流行廃り、空前絶後の景気や不景気もあったはずです。
人間が自ら作った物(Artefact)は、特に美術的な価値においては、100年、200年と時間を経た後に、ようやく当時の喧騒から解放され、真の評価が下されるようになるものです。
私どもも景気や世相に左右されず、堅実な商売を心がけて行きたいと思います。
何卒、変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
片桐 2011.1.4