神式のお葬式

先日、知り合いのお葬式にいきました。95歳の大往生だったそうです。生前は、元気で、少し耳が遠いぐらいでした。
喪服を当日何年かぶりで着たのですが、腰あたりでつっかえり、やっと入りました。何とか着られたのでホットしました。上着で体形をカバーできよかったです。やはり早くに着てみればよかったと反省しました。電車の中は、蒸し風呂のように熱くて、汗だくですが、上着が脱げず、ひたすら我慢です。10月でも暑い日でした、しかも黒の冬物の厚手生地の重ね着です。電車内には、やはり喪服のご婦人が何人かいましたて暑そうにしていましたが上着は脱いで手に掛けていました。今思うと私も、上着を脱いで、前の方に掛けて持てば、良かったな〜なんておもいます。
会場は、冷房が効いていたので、助かりました。

お葬式は、神式でした。神式は初めてです。
黒白の幕はなく、白布に家紋のある幕が張ってあり、祭壇は花が飾りつけられ、明るい清潔な感じでした。
暗くして、みたまうつしをします。お経にかわる、詞奏上をします。厳かに、ささやくように独特な抑揚をつけて言いますが、何を言っているか、分かるので、理解できました。そこにゆくと、有難いお経は何を言っているのか分かりません。(わたしだけ?)それでいいのかも。
榊をあげますが、やり方が分からず聞いたのですが、どきどきしました。案の定脇の人が聞いた事より、一回だけで良いと思っていたら、手を叩き、礼するのですが同じ動作を2回繰り返すので、びっくりしました。もちろん私は、あわてて真似をしましたが、冷や汗ものでした。
会葬者は何の問題もなく次々と進んでいきますが、みんな初めてではなさそうでした。
帰りはザアーザアーぶりの雨になり、涙雨に濡れました。