雪道

大雪でしたね。これが、雪国では、毎日、毎日続くのですから大変ですね。一人暮らしのお年寄りはさぞあちこち痛くなってしまうでしょう。思い遣られます。3日たつて、少し歩けるようになりましたが、
セリの散歩は大変です。雪がうれしくて、サッサッと歩くので、へっぴり腰でついていくのですが、つるつるで車がくると、怖いです。
裏道は解けない雪や、解けた雪が又凍ってすべります。
勤務に急ぐ若い男性がすてんと転びました。見ると革靴です。少し坂のところで、同じ人がまたステンと転びました。思わず、後ろの人がてをさしのべます。見ていたわたしもステンと転び、左の腰を思い切り打ちました。ますますへっぴり腰でヨチヨチ歩くハメになりました。でもみんな知らない人も声を掛け合い、譲り合いながら、あるいていました。歩けるように雪かきをしたりして、結構みんなやさしいなあ〜とおもいました。なぜか、セリはスイスイ歩いていきます。冷たくないのかなと思うぐらい、わざわざ雪の上を選んであるいています。
凍てつく今日は、昼は青空、夜は月が葉の落ちた木の枝の間に煌々と出て、空気がぴんと張っているかんじがします。

セリ「足が4本あると転びにくいわよ」

あけましておめでとうございます

皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
どんな年になるのか、わくわく、ドキドキなんて若いときのこと、
禍福は糾える縄の如しで、大変なこともあるでしょうが、乗り越えていくよりほかありませんね。体に気御付けて、少しでもこころやすらかで、笑顔で過ごす日々の多い年になればいいなと思います。
セリと一緒に散歩しながら、また一年がスタートしました。
穏やかな元旦をむかえ、善男善女、動物も、植物も健やかに過ごされるようにと祈りました。




セリ「今年もお引き回しの程よろしくお願い申し上げます。」

いつもの公園

落ち葉が公園の地面に風の吹いた跡を残して筋になったり、かたまっていたり、ベンチの周りにたまっていたりしています。セリはそんな落ち葉が大好きで、わざわざその上をあるくので、白い毛が薄汚れてしまいます。そんな落ち葉はバキュームカーで吸い取ります。それでもはらはらと散ってきます。いつも会っているねこおばさんツーの飼っている猫が死んだ、二人のおばさんは動物のお墓のことで話している。ねこおばさんワンのねこが入っているお墓が偶然一緒で「寂しくなくてよかった」と喜んでいた。慰められるね。そこへ、猫おじさんがやって来て、生まれたての猫が、近くの病院が仕掛けたネズミ捕りに三匹いっぺんにかかって、「みゃーみゃー」「がたがた」何事かと行って見てびっくり、べたべたくすりがなかなか取れなくて大変だったといっていた。猫達は日溜りでのんびりうとうと、セリとそっとそばを通って公園を出て
セリがいつも行く草の駐車場を歩いていると、二人の男性が歩いてきた、すると、とたんに「ぷぅ」とセリがオナラをした。「せりったらオナラをして」とわたしが言いましたが、何故かわたしが言い訳をしたようで、バツが悪い感じがしました。けっしてセリのせいにしてはいませんので。
寒いので手袋をはめていますが、やはり細かい事するとき、右利きの私は右手の手袋を外すので、落としてどうしても左手ばかりが残ります。
毛糸の場合は伸びるので、似たような色を右手にハメたりしている。セリの息も白くなり、朝の散歩も寒くて少しずつ家を出る時間が遅い時間になる。それでもセリに「わん、わん」と催促されて、しぶしぶ家をでる。

歯を抜いた。

歯がぐらぐらして、見てもらうと「これは抜かないとダメだ」と言われました。
デモ抜きたくない。
次の予約日に行くと先生は抜く予定だったらしい。
それでも

「そこを何とか」
とくいさがるも、

先生だって抜きたくないですよ」
と言われてしまいました。

今抜いても、後何年持つか分からないので、決心して次の予約を入れました。比較的いい歯からぬきました。
痛くて、痛くて、大変でした。そして一番悪い歯をぬきました。これは痛くありませんでした。
結局上の奥歯から2番目の歯左右抜きました。

「先生何処でかんだらいいのでしょうか?」
先生「抜いた歯の脇のこの辺で」

というのですが、実際上手く噛めません。
口の中は大変、ほっぺたを噛んだり、ゲッシ目のねずみみたいに前歯で噛んだり、こりゃ慣れるまで流動食しかないかも、歯が入るまで食べるのが恐怖になりそうです。歳は取りたくありませんね。
食べるのが大好きな私はがっかりです。でも少しやせるかもと期待しています。

セリ「カレーぐらいだったら、飲んじゃえばいいじゃん」

新ルート発見

甘く漂う秋のかおりにひかれて、家の近くの何時もの公園の垣根、階段公園の一角、住宅の庭に、アリスの公園といって、勝手に名前を付けたのですが大きな懐中時計が植え込みに掛けてあって、本当にうさぎが「ああ忙しい、忙しい」とうさぎが出てきそうな、光景がありました。何時もセリが水を飲む公園です。そこにも金木犀があります。
ふと匂う先に金木犀を見つけます。結構いろんな所にあるので驚きます。そして、木のそばより少しはなれたところの方がかぜにのって匂います。何時もの坂道の横に階段がありますが、行き止まりなどあるので、いつもはいかなかったのですが、セリが登るので行って見ました。その結果又新しい散歩のルートを発見、そして又小さな公園を抜けると見覚えのある路地にでました。随分いろいろなルートを歩きましたが、まだあったかと、びっくりしました。それだけ、段差が多く
丘陵になっているところに、家が建っていると言う事なのだろう。
そこの坂や階段に行かなくてもいいのですが、車が来ないのと、自然があちこちに残っていて季節を感じたくていってしまいます。

セリ「いずれまた別のルートを発掘いたしましょう。」

神式のお葬式

先日、知り合いのお葬式にいきました。95歳の大往生だったそうです。生前は、元気で、少し耳が遠いぐらいでした。
喪服を当日何年かぶりで着たのですが、腰あたりでつっかえり、やっと入りました。何とか着られたのでホットしました。上着で体形をカバーできよかったです。やはり早くに着てみればよかったと反省しました。電車の中は、蒸し風呂のように熱くて、汗だくですが、上着が脱げず、ひたすら我慢です。10月でも暑い日でした、しかも黒の冬物の厚手生地の重ね着です。電車内には、やはり喪服のご婦人が何人かいましたて暑そうにしていましたが上着は脱いで手に掛けていました。今思うと私も、上着を脱いで、前の方に掛けて持てば、良かったな〜なんておもいます。
会場は、冷房が効いていたので、助かりました。

お葬式は、神式でした。神式は初めてです。
黒白の幕はなく、白布に家紋のある幕が張ってあり、祭壇は花が飾りつけられ、明るい清潔な感じでした。
暗くして、みたまうつしをします。お経にかわる、詞奏上をします。厳かに、ささやくように独特な抑揚をつけて言いますが、何を言っているか、分かるので、理解できました。そこにゆくと、有難いお経は何を言っているのか分かりません。(わたしだけ?)それでいいのかも。
榊をあげますが、やり方が分からず聞いたのですが、どきどきしました。案の定脇の人が聞いた事より、一回だけで良いと思っていたら、手を叩き、礼するのですが同じ動作を2回繰り返すので、びっくりしました。もちろん私は、あわてて真似をしましたが、冷や汗ものでした。
会葬者は何の問題もなく次々と進んでいきますが、みんな初めてではなさそうでした。
帰りはザアーザアーぶりの雨になり、涙雨に濡れました。

秋においしい“甘いもの”

今週のお題「秋においしい“甘いもの”」

おお、お題どうりの甘いものを作りました。おはぎです。あずきをにて、もち米を炊いて半殺しにして丸めてあずきを付けるだけですが
なにより大好きです。朝昼晩と食べても飽きません。どうも
買って来るおはぎは余り好きではありません。
あんこは、つぶあんで、ないとだめです。大きく軽く丸めた田舎風です。大きな皿に山とのせてど〜んと食卓にのります。あつあつのヤケドしそうなもの、冷えても、少しかたまりかけても、美味しいのです。きなこ、枝豆のつぶしたもの、ずんだ、じんだ、じんだん、豆ずり餅、などと地域でいろいろいいます。それからゴマもいいですね。東京ではきなこやごまのなかに、あんこを入れてあったりしますが、わたしは入らない方が好きです。熱いお茶を用意しておはぎをほうばる至福の時なにものにもかえがたいです。涼しくなってますます美味しく感じられる季節になりましたね。太る事請け合いなのが困ります。

セリ「お月様までお団子に見えるんです。」